『小さな違和感』

皆さんこんにちは。製材事業部生産課原板製造グループの大谷です。

私は昨年の8月に入社しました。
不況の煽りもあり事業縮小という問題に巻き込まれ、新しい職場を探していたところウッドリンクでの求人があり、「木材が好きな自分にはこれだ!」と思い、応募しました。
今はセンターカットというマシンのオペレーターとして日々勉強中です。
センターカットは丸太の中心に近い部分を帯鋸と呼ばれる鋸で切り分けるマシンです。

以前勤めていたところでは、木を加工して図面通りのものを製作する、といった仕事をしていました。そのため手先を動かすことが好きで、休日にDIYをすることがあります。
日常で感じる小さな違和感のようなものを感じると、「なにかやりにくいな」「こうじゃないんだよな」と気付きに変わることがあります。そうすると「こうしたいな」「こうしたらできそうだ」という考えがじわじわ浮かび、ペンをササッと走らせ、ざっくりとした図面を書きはじめます。
ここまでくると形がおおよそ決まり、細かなところは作りながら決めていきます。
しかし現在賃貸暮らしのため、壁にビスを打ち付けるといった傷がつくようなことはできません。
なので解体も容易にできるような作りということも考えます。
・原状復帰はできる作りなのか?
・製作時間はどれくらいかかりそうか?
・強度は持つのか?
などと考えていると、作る時間よりも考える時間のほうが多くなりがちです。
実際に自分の作ったものとしては、こういったものがあります。

部屋に合わせて作ったり、物に合わせて作ったりするため、綺麗に収まった時には満足感に満たされます。このようなきっかけとなる小さな違和感。
その違和感に気付き、「こうしたらいいんじゃないか」と考えることは仕事にも通じると思っています。
みなさんも小さな違和感を感じた時には気付きとして捉え、日々の生活や仕事に活かしていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。