はじめまして、製材事業部 営業課の上田です。
最近の休日は趣味の魚釣りに励んでいます。
無趣味だった自分が30代半ばから何か休日に熱中できるものが欲しいと始めた釣りでしたが、
今ではどっぷりはまっています。
4月~6月上旬の時期は黒鯛が産卵時期を迎えます。
産卵のために深場から浅場に群れをなしてやってきて、産卵前に体力をつけるのに荒食いをします。
釣り師の中で「のっこみ」と呼ばれる時期で、他の季節ではなかなか釣れない超大型や数が狙える熱い季節です。
5月の日曜日も海へ繰り出してきました。本日の出撃場所は伏木沖です。
国分浜からエンジン付きのゴムボートで走ること約10分位でポイントに到着し、まずは海の状況確認です。
海の水の流れを潮といいますが、思っているよりも実は複雑で、表層は右流れなのに中層から下の流れは左流れ、といった二枚潮や、更にその下の潮は別の流れといった三枚潮の状況もよくあります。
それが時間や天候によって絶えず変化します。
自分は黒鯛を狙う時は捲き餌を使いますが、針と糸の付いた仕掛けと何も抵抗のない捲き餌では水中で違う動きをしながら沈みます。
狙いの魚が餌を捕食するであろう場所や深さを想定し、針の付いた餌と捲き餌が想定の位置で同じに合うように、錘を重くしたり軽くしたりタイミングや投入点を変えたり等、変化し続ける状況を読みながら考え調整し答えを探します。
自然が相手なので思うようにいかない事や明確な答えが出ない事も多いに有りますが、これをやるかやらないか上手く出来るか出来ないかで、釣果に大きな違いが出るのがゲーム性があって面白いです。
本日の結果ですが、最大49cmを筆頭に6匹の狙いの魚が釣れました。
自分にしては上出来の結果で凄く楽しかったです。
3匹は海へ逃がして35~40cm程度の魚を持って帰り、刺身と一夜干しを作って美味しく頂きました。
子供が喜んで食べてくれるはとても嬉しいです。
新鮮な魚を自分で調理し家族に振舞うのも釣り人の醍醐味ですね。
最初は理科の実験の様だったのが今では苦労せずに捌けるようになり、MY包丁を持ち、砥石を使って砥ぐまでになりました。
何か新しいものに挑戦したい、何か趣味を持ちたいと思っておられる方は釣りを選択肢の一つにしてはいかがでしょうか。