皆さんこんにちは、企画開発部の焼田です。
入社して5ヶ月が経ち徐々に仕事にも慣れ、また周囲の方々にも恵まれ毎日楽しく仕事をしています。
いきなりですが私には7歳の息子と3歳になる娘がいます。
その下の娘が大の納豆好き。ほぼ毎朝食べています。
少し目を離すとご飯そっちのけで納豆ばかりなんてこともあります。
ましてや冷蔵庫に買い置きがないと朝から大泣きです。
そんなことで納豆のストックは娘優先で、私の晩酌用も残りを気にしながら食べています(涙)。
少し余談でしたがここからは仕事の話を。
Link&Aグループでは昨年、ビルダーズサポートという新しい会社を設立しました。
私はこのビルダーズサポートで「地盤調査」、「微動探査」、「気密測定」を担当しています。
この中で主に私が調査を行っている「地盤調査」と「微動探査」について、
今回皆さんにご紹介させていただきます。
「地盤調査」は、建物を建てる際にその土地の地盤の土質や強度を調査し、
地盤改良の有無を判定し地盤沈下や液状化を未然に防ぐための調査です。
調査方法は「スウェーデン式サウンディング試験」という方法で、写真の赤い調査機を使用します。
重量が約500kgあるこの機械を使い、予定建築物の四隅と中心部分の5点を基本に調査します。
そこで得たデータを報告書にまとめ解析会社に送り、地盤改良の有無を判定しています。
「微動探査」は地盤の揺れやすさを調査するものです。
微動探査システムを使い、体には感じないわずかな揺れ「微動」を観測します。
この揺れやすさはわずかな範囲でも異なり、実際に2016年の熊本地震の際も、数百メートル離れただけで倒壊など住宅の被害状況が大きく異なっていました。
この調査で得られるデータと、地盤調査のデータを複合することにより、より地震に強い家作りを実現できるのです。
所変われば地盤も千差万別。
地盤沈下・液状化を防ぐ対策の仕方もそれぞれ異なってきます。
ですので現場での調査は大変重要になります。
私がこの調査で気をつけているのは調査機を安全に正確に動かすことはもちろんですが、
もう一つは自分の目で得られる情報を大切にすることです。
その調査地はもちろん、周辺の土地・建物、道路にも異常がないか確かめます。
調査地が問題なくても隣接地に異常があると、万が一の地震の際に被害が及ぶ恐れがあるので大変重要なのです。
こういった情報も報告書に反映させています。
まだ知識も経験も未熟なので周りの方に迷惑をかけることも多いですが、
その都度優しく的確にフォローやアドバイスをしていただけるので、
思い切って仕事に取り組めています。
当然難しさはありますが、万が一の地震の際にお客様の命・財産を守るための大事な調査になるのでやりがいも感じています。
「微動探査」に対する認知度は徐々に上がってきましたが、災害に強い家作りの基本として皆さんにもっと知っていただけるよう仕事をしていきたいです。
これから住宅の購入を考えておられる方はぜひ「地盤調査」と一緒に「微動探査」も受けてみませんか?
納豆も「地盤調査」・「微動探査」も「備えあれば憂いなし!?」