はじめまして、生産課 羽柄材チームの榊です。
私事ですが、この8月で入社してちょうど1年の節目を迎えました。
自分が歳を取ったということも原因の一つかもしれませんが、ウッドリンクに入ってからは毎日忙しく仕事をしているせいか1日の時間の流れが非常に早く感じます。
気付けば1週間が経ち、1ヶ月が経ち、半年と過ぎ去り、あっという間に1年が経過したように思います。
私が今配属されている羽柄材工程の基本的な仕事は、材料となる木材を機械に投入する、加工された製品をチェックする(検品)、を繰り返して1つの物件分の製品加工が終わったら梱包する、という流れです。
入社当初は投入する材料および加工製品の善し悪しの判定がつかなかったり、機械の加工スピードに自分の作業が追いつかず稼働ロスを出してしまうなどかなり苦労しましたが、今では材料選定の知識も身に付き、自分の作業スピードもかなり向上し少しずつですが自分の成長を実感する事ができ、だんだんと仕事に楽しみを覚えるようになりました。
それでもベテランの先輩方には作業スピードは及んでいませんし、まだまだ身につけていかないといけない知識・技能も多くあるので早く一人前になって「羽柄の事なら俺に任せろ」と胸を張って言えるくらいに自分の能力を高めていきたいと思います。
そんな目まぐるしい1年を過ごした私の息抜きとして、趣味の一つに写真を撮ることがあります。
『写真を撮る』と言っても、今時の女子高生のように自撮りやスイーツをスマホのカメラで撮ってSNSにアップするというものではなく、ちゃんとしたデジタルカメラを携えて風景や街並み、歴史的建造物を撮りに行きます。
流石に毎週末被写体を求めて旅に出るとまではいきませんが、長期休暇中など、旅行する場合は必ずカメラを持って行き、観光スポット等をチェックして自分が撮影してみたい物や風景が見つかれば、そこでひたすらシャッターを切っています。
私が今使っているカメラはオリンパス社のStylus1というカメラで、コンパクトカメラと中型カメラの間くらいの大きさです。
最初にカメラを買うにあたり、あまり大きすぎず重すぎず手軽に持ち運べて、かつ中型カメラくらいの高画質や高倍率ズーム機能も欲しいなと思って色々探したところ、このカメラに落ち着きました。
欲を言えばもう少し小さければ理想だったのですが、機能面ではレンズキャップが自動開閉式で楽だし、ズームレバーが右手側左手側両方に付いていたり、レンズシャッターなのでシャッター音が小さく、マニュアルフォーカスやマクロ撮影もできる万能カメラです。
自分が写真を撮る時はひたすら風景や被写体を撮影して、時間が空いた時にその写真を確認して余計な物が写りこんでしまったものや、ピンボケや手ブレして何がなんだかわからない写真は削除していきます。
被写体(材料)をカメラで撮影(機械で加工)して撮れた写真(製品)を自分の目で確認する。(検品)少し強引ですが今僕が従事している仕事と似ていますね。
デジタルカメラで写真を撮るのはSDカードに空きがあればいくらでも撮れますし、気に入らない写真があればボタン操作で簡単に削除出来ますが、仕事だと材料となる木材は限りある大切な資源ですし、失敗して再加工するとなると余計にコストがかかってしまいます。
ものづくりにおいて「品質」は最も大切な要素ですが、その次に「コスト」と「納期」も大切な要素です。
「良いものを安く早く作る」
ものづくりの仕事に関わっている人は皆この理念を持って仕事に取り組んでいると思いますが、私もその中の1人としてお客様に高品質の商品を提供し続けるために、これからも良い仕事をしていきたいと思います。