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端材再⽣プロジェクト『ReTree』

SDGsプロジェクトメンバーの榊です。

今回は、2023年10⽉から2024年2⽉まで社内で募集していた端材を活⽤した企画”ReTree”の活動報告レポートです。 このレポートでは活動の⽬的とどのようなアイデアが提出されたのか、優秀賞受賞者の声をお届けしたいと思います。

【ReTreeの⽬的】
ウッドリンクでは⽇々⽣産を⾏う中で多くの端材が出ています。それらはボイラー燃料等として有効に活⽤されていますが、それ以外の新しい使い道を⾒つけられないかを模索するためにこのイベントを企画しました。
SDGsの17⽬標のうち「12:つくる責任つかう責任」「13:気候変動に具体的な対策を」とウッドリンクの企業理念「常に新しい価値を創造する」に該当する企画です。

↑実際に⽣産する過程で排出された端材

【実際に提出されたアイデアの紹介】
2023年10⽉から5ヵ⽉間募集していたこの企画ですが、期間中に30件の応募がありました。企画が始まった当初は10件程度の応募があれば良いかな?と考えていましたが、想定の3倍の応募があり皆さんの関⼼が⾮常に⾼い事がわかりました。その中からいくつか気になったアイデアをご紹介します。

▼キーフック
1つ⽬は「キーフック」です。内装材や間柱の端材にフックを取り付ける事で⾞や⾃宅の鍵掛けとして使⽤することが出来ます。ワークショップイベントで作製してみたり、ティッシュボックスに代わるラボのお⼟産品としての⽤途がありそうです。

▼キャンドルケース・スウェーデントーチ2つ⽬は「キャンドルケース・スウェーデントーチ」です。こちらは偶然にもほぼ同じ内容のものを2名の⽅が提案してくださいました。シンプルな形のため作製する際には⼈件費や時間的なコストも多くかからないと感じました。
また、もう少しアイデアを加えればかなりオシャレに仕上げればキャンドルケースとしてだけではなくちょっとしたインテリアとして部屋に飾っておけると思います。

【最終ノミネート3作品】
当初は集まったアイデアから原野社⻑に最優秀賞を1件選出していただく予定でしたが、今回は予想を⼤きく超えるアイデアの応募があったため、SDGsプロジェクトメンバーがそれぞれイチオシのアイデアを選出し、試作品を作成!その後、原野社⻑に3件まで絞っていただき社員の皆さんからの投票で最優秀賞を決定する事になりました。
※展示・投票の様子

★ノミネート作品★
エントリーNo.1
廃材DIY棚(提案者:堀⽥美幸男さん)

エントリーNo.2
スマホスタンド(提案者:橋詰裕規さん)

エントリーNo.3
⽊製パズル「The-T」(提案者:⽯丸泰弘さん)

【結果発表】
4⽉2⽇〜5⽇の4⽇間に試作品をラボに展⽰し投票を⾏いました。他拠点の⽅はLINEワークスのアンケートにて投票をいただきました。投票総数は95票!投票してくださった皆さんありがとうございました。それでは最終結果の発表です。

1位 The-T:38票(提案者:⽯丸泰弘さん)

2位 スマホスタンド:35票(提案者:橋詰裕規さん)

3位 廃材DIY棚:22票(提案者:堀⽥美幸男さん)
1位と2位は3票差の⼤接戦で「The-T」が最優秀賞となりました。
3⼈の喜びの声をお伝えします。

Q.率直に表彰されてどんなお気持ちですか?
⽯丸さん:最終ノミネートされたからには1番を⽬指したかった。実際に1位を獲れてうれしい。
橋詰さん:嬉しいです。思いつきの応募ですが、選んで頂いてありがとうございます!!
堀⽥さん:とても嬉しく思います。と共にいつも⾊んな物を運びながら材料にもっと無駄なく使えたら良いのにと思って考えたことが選ばれた事が何よりも嬉しいです。

Q.このアイデアを思いついたきっかけは?
⽯丸さん:昔旅館などにおいてあり、単純なのにむずかしく、はまってしまった経験から。
橋詰さん:⾃宅でYouTubeを⾒ている際に、スマホスタンドが欲しいな〜と思っていたタイミングでReTreeの募集があり、純粋に⾃分が使いたい!!と感じたのがきっかけです。
堀⽥さん:⾃分の家に⼦供が出来て⼤きく成ると物が溢れ、デッドスペースに⾃分で⼿作りの物置棚を造りました。スッキリ収まるととても嬉しいです。その場に合う棚を作成した事が今回のきっかけになります。置く物に合わせて置く場所に合う物が出来ると皆さんも嬉しくなって頂けると嬉しいです。

Q.このイベントに参加する前後でSDGsに関する意識の変化等はありましたか?
⽯丸さん:他にも捨てていたものでも、何か利⽤価値があるかもしれないと思うようになりました。
橋詰さん:以前から、SDGsという⾔葉を⽿にすることはあったのですが、今回の企画を通じぼんやりとSDGsについて理解することができたと思います。NHKのEテレでSDGsを題材にした番組があったり、⼦供が通う保育園でもSDGsを取り⼊れていたりとSDGsが⾝近になっていると実感します。家族の話のネタにもなっています。
堀⽥さん:普段から改善など思い付くと⼀度簡単な絵を描いて造りますが基本的に、ほとんど廃材を使⽤しています。これからももっと無駄なく使えるものづくりを考えたいと思います。

最終ノミネートされた3名の皆さんおめでとうございます。お三⽅には後⽇賞⾦が送られます。

【最後に】
今回は予想を⼤きく上回る応募があり⼤変感謝しております。提出・投票にご参加いただいた皆様ありがとうございました!
これにて70期のSDGsプロジェクトのイベントは全て終了となりました。71期もプロジェクトメンバーを⼀新して引き続き活動を⾏っていきます。今期も社員の皆さんのご協⼒をよろしくお願いいたします。