『変化と成長』

皆さんこんにちは、製材事業部の和田です。

最近は朝晩は寒いものの、日中は気温が上がり始め、春らしい気候になってきました。
いよいよ新年度がスタートしました。
春の心地よい陽気を感じながら、晴れ晴れとした気持ちとともに、身が引き締まる思いです。

私は入社して4年目に入りました。
現在、原板製造グループに所属しており、センターカットという機械を担当しています。
前工程から送られてきたタイコと呼ばれる木材を決められた厚みにカットしていく機械です。

主に間柱、垂木、枠材の原板を加工しています。

去年から設備の改造や原板の生産の仕方など変化がたくさんありました。
まず1つ目は、以前は原板の仕分けを手動で行っていたのが自動化したことです。
手動の時は間違いがたくさんあり、後工程の人に迷惑をかけてしまっていました…。
今は自動化したことで、仕分け間違えがなくなり体力的にも楽になりました。

2つ目は、1つのタイコから2種類の原板を生産するようになった事です。
以前は1種類だけでカット数が少なく、2種類になることでカット数が大分増えました。
生産性向上となるよう、事業部全体で取り組んでいます。

こうした変化により、メリットだけではなく、新しいトラブルも増えました。
自動化することで、計測項目が増えたことなどにより、今までなかったエラーが検出されるようになりました。
自分の役割としてトラブルを直すだけではなく、どうしたらトラブルがなくなるかをしっかり考えて解決していきたいです。

今年度は製材事業部では、大きな設備工事があり変化の年となります。
環境だけが変化していくのではなく、それにきちんと対応できる力、言い換えると、機械では不可能な人間にしかできない想像力や柔軟性を生かした、未経験のトラブルなどに対応する力を身に付けていきたいと思います。
変化には不安がつきものですが、変化を楽しめる、そういった前向きな気持ちで仕事に取り組んでいきたいです。

1年後、自分自身を振り返った時に、『自分自身の成長』が『大きな変化』となるように、努力していきたいと思います。