『手作りベンチ ~端材活用~』

こんにちは、製材事業部の堀田です。
間柱生産ラインで働いています。
わが間柱材Gは仕事・QCサークル活動共に順調に進められている、と思っています。

話は変わりますが、自分の趣味は日曜大工です。
端材を活用した手作りのベンチを紹介します。

写真001_ベンチ

写真のベンチは、社内で実際に使用しているものと同じ型のものです。
今回、手作りベンチの話にしたのは、もうすでに8台製作していて、それに至った経緯を話してみたいと思ったからです。

手作りベンチ1台目は社内での自分の休憩用に製作しました。
それに腰掛けていると、「このベンチ手づくり? いいね、こういうのが私もほしいわー。」と言われたことが2台目以降のベンチ製作のきっかけでした。

その一言で自分はうれしくなり、つい「(ベンチは)端材でできるし、手間かからないから、よかったら作りますよ。」と発していました。
それで計8台のベンチ製作に至ったわけです。

このベンチの特長は、とにかく手間をかけていないことです。
カット作業は脚の長さとその脚を補強する部分の長さについて必要です。
その他の座面の板や棚板はそのままの長さで使用しています。
(桟木として使用しているものを使います。)
カット作業時間がかからないためすぐ完成します。
熟練してきたため8台目が一番いい出来に感じます。
そう思うがために、過去のベンチが壊れていないか心配にもなります。

写真002_桟木

ベンチの素材として使っている桟木ですが、製品にならない欠点材が桟木になっているため、角が丸くなっているもの(丸太から製材しているため、丸太の丸み部分がある箇所があります)や、節(枝部分があった箇所)が抜けて穴の開いているものなどがあります。
その素材の欠点を活かし、ビンテージ品調が好きなのでそういう加工ができるよう挑戦しています。

趣味で作っている棚や小物入れですが、仕事同様に工夫・改善しながらものづくりしています。
また、新たな作品を皆さんに見ていただけたら幸いです。