みなさまこんにちは。改革リーダー2期生 製造部の中村です。
富山湾ではホタルイカ漁が始まり、春が来たと感じる今日この頃です。
私は毎年この時期に、海に行ってホタルイカを掬いに行くのを楽しみにしています。
写真左がオスで右がメスです。
オスが海岸まで来ることはめずらしいのですが、先日掬いに行ったときは全体の3%ほど、オスが混ざっていました。これが多いか少ないかはよく分かりません。
ちなみにボイルで食べる場合はメスの方が旨いです。
先日の福井店佐々木さんのブログに引き続き、行動指針(クレド)に対する具体的な3つの行動を紹介します。
今回は、企業理念「仕事の面白さを発見しよう」、
行動指針№2「私は、仕事を愉しく、⾯⽩くするために、仕事の価値や意味を理解します。」についてです。
具体的な行動は以下の3つです。
1.⼀つ⼀つの業務に対して、⽬的(何のために)を確認し理解したうえで取り組む
2.⼀つ⼀つの業務に対して、具体的な⽬標設定(数値⽬標)を⾏う
3.⼀つ⼀つの業務に対して、振り返り・反省を⾏い、より良くするための改善を⾏う
まずは1つ目の「⼀つ⼀つの業務に対して、⽬的(何のために)を確認し理解したうえで取り組む」についてです。
私は製造部なので工場の仕事で例えると、柱材100本のプレーナー仕上げ(電気カンナで柱材の表面を削ること)の仕事を行うとします。
同じ仕事を100回繰り返す仕事です。
やっているうちに飽きてきて面白くなくなるかもしれません。
そんなときは仕事の目的を考えてみます。
なぜプレーナー仕上げをするのか?
⇒住宅の中で柱材を見せるデザインだから
⇒この仕事は人の目に触れる重要な仕事だ!
なぜ超仕上(よりグレードの高いカンナ仕上げ)ではなくプレーナー仕上げを選んだのか?
⇒コスパを考えたらプレーナー仕上げが良かったのかも
⇒このグレードの枠の中で最高の仕事をしよう!
次に2つ目「⼀つ⼀つの業務に対して、具体的な⽬標設定(数値⽬標)を⾏う」についてです。
まずは現状把握
【プレーナー仕上げ ⇒ 面取り(カンナで柱のカドを取る) ⇒ 完成品置場に置く】 という1サイクルにどれだけの時間がかかるのだろう?
⇒腕時計のストップウオッチで測ってみたら180秒だった。
⇒そしたら100本やるのに、180秒×100本=18,000秒=300分=5時間かかるな。
⇒5時間かかってしまうと今日は残業になるかも…
そして目標設定
残業にならないように4時間でできないかな?
⇒ということは1本当たり144秒でやらないといけないな。
⇒材料置場、作業場所、完成品置場、の移動を最小限に工夫すれば時間短縮できるかも。
最後に3つ目「⼀つ⼀つの業務に対して、振り返り・反省を⾏い、より良くするための改善を⾏う」についてです。
もう1本やってみたけど160秒と目標には届かなかった。
⇒柱の1面を削るたびに電気カンナを床に置く動作が無駄だったかも。
⇒電気カンナを置く台を準備してその動作を短くしてみよう。
どうでしょうか。この3つの行動できっと仕事が面白くなると思います。
反対に何も考えず仕事をこなしていたら仕事は面白くなりません。
仕事を面白くするのは自分自身の行動次第ということになります。
また、私たちの仕事は、「上司」「部下」「同僚」「お客様」など、必ず誰かの役に立ち、必ず誰かが喜びます。
「誰かの役に立つ仕事」「誰かに喜んでもらえる仕事」ができると、自分自身もきっと嬉しくなります。
そうすると仕事はさらに、愉しく、面白くなります。
「誰かの役に立つ」「誰かに喜んでもらう」というところまで想像力を働かせて「仕事の目的」を理解することが大切です。
どうせやるなら愉しく、面白い仕事がしたいですよね。
ここまで書いてきて、ふと気になることが出てきました。
なぜ「楽しい」ではなく「愉しい」を使っているのか。
ネットで調べてみると両者に明確な違いはなく、常用漢字「楽しい」、常用外漢字「愉しい」という区別しかありませんでした。
なぜか私は「愉しい」の方が好みです。
「愉しい」の文字には りっしんべん = 心 が入っているため、仕事の面白さは自分で見つけるものであり、仕事に人の「心」がこもっていると感じるためです。
以上、行動指針(クレド)№2の具体的な3つの行動の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。