『研修旅行』

こんにちは。
この度、社員皆で研修旅行に行ってきました。
ウッドリンクでは研修旅行が年中行事となっており、閑散期となる2月下旬から3月上旬に
かけて計画されます。

今年は、カンボジア、グアム、九州、新潟の4プランで、7班に分かれての研修旅行になりました。


カンボジアA班                                             カンボジアB班


グアムA班                              グアムB班


九州A班                               九州B班


新潟

研修旅行の目的は、

1.日頃のストレス解消とリフレッシュ。
2.普段あまり話をする機会のない仲間とのコミュニケーション。
3.旅先での様々な体験や気づきによって、視野を広げ見識を高める。

私自身も、3つの目的をしっかりと果たせた有意義な旅行になりました。

私が希望したのはカンボジア。一番の目当ては世界遺産アンコールワットです。
今回は、前述した目的の3つ目(様々な体験や気づき)について記したいと思います。

それは現地ガイドを務めていただいた、パレットさんのプロフェッショナルな仕事ぶりです。
彼の仕事ぶりを一言で評すると、説明が分かり易く、且つ面白く、そして何よりも親しみ易く、頼りになる人。
旅人のニーズを全て高いレベルで押さえています。まさにプロフェッショナルの領域です。

ガイドという仕事は「接客業」であり、私たちの営業の仕事と基本的には同じです。

パレットさんは日本語は堪能で、話の中に日本人の好きそうな冗談を随所に絡めてきます。
そして、カンボジアの歴史から政治、経済、生活文化についてを分かり易く、丁寧に説明してくれます。
また、私たちからの様々なリクエストにもしっかりと答えてくれ、何一つ不自由無しの100点満点の対応で
大満足でした。
ちなみに彼は、日本人観光客専門なのですが、仕事の幅を広げるために現在、韓国語を勉強中だそうです。

わずか3日間の滞在ですが、カンボジアのことを十分知ることができ、すっかりカンボジアが好きになりました。

最終日、パレットさんとのお別れも近づいてきました。私はシェムリアップ空港までのバスの中で、
カンボジアの楽しい思い出に耽りながら、彼はどうしてあれほどの素晴らしい接客が出来るのだろうか、
あれだけのモチベーションや向上心はどこから湧いてくるのか、考えていました。
カンボジアはとても貧しい国ですから生活に対する欠乏感や渇望感なんだろうか...。

そして、空港が近づいたころ、パレットさんは私たちにお別れの挨拶をされ、最後にカンボジアの民族音楽を
誇らしげに歌ってくれました。(バスの中は感動の涙)

パレットさんのプロフェッショナルの原点は「カンボジアをこよなく愛している」ということに気づかされました。
カンボジアを愛するが故、もっと良い国にしたいというビジョンが生まれ、そのビジョンに向かって頑張れる。

「好きこそ物の上手なれ」

好きであれば、自然と相手に気持ちは伝わるもの。
我々営業の世界では、ついつい小手先のトークや資料の見栄えばかりに意識が行きがちです。
今一度、そもそも自分はこの仕事が好きなのか、会社が好きなのか、商品が好きなのか、
また好きになるためにはどうすればよいのか、という本質の部分を改めて問うことが必要であると感じました。

木が好き、住宅が好き、自社商品が好き、会社の仲間が好き、お客様が好き、、、。
この「好き」というキーワードがパッション(情熱)の源泉になるのだと思います。
そしてそれが仕事に対するやりがい、すなわちES(社員満足)の向上となり、その想いがお客様へ伝わり、
ひいてはレベルの高いサービスとなって、お客様の満足を創っていく。

パレットさんは、ガイド中何度も「2年後にはカンボジアの総理大臣になる!」と冗談を言われて笑いをとっていました。

今思うと、あの言葉は決して冗談ではなく、本気の宣言だったんですね。

頑張れ!パレットさん!


アンコールワット遺跡に昇る朝日

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