月別アーカイブ: 2016年4月

『第63期経営計画発表会』

こんにちは。

新年度がスタートし、春の陽気とともに仕事に対する士気も高まってきました。

さて先日3月26日に第63期経営計画発表会並びに入社式が行われました。

経営計画発表会とは、新年度の経営方針を受け、各部門の年度目標、それを達成するための
取組課題、具体的実施計画を各部門長から発表を行い、全社員で共有化を図る場になります。

今年は初めての試みで、各セクションごとの「プロフェッショナルの仕事とは」というテーマで、
各課それぞれのリーダー9名からの発表がありました。

2月の初旬から、各グループでディスカッションを行い、お客様に感動を与えるプロフェッショナル
の仕事について、KJ法を用いて意見出しを行い、最終形はロジックツリーでまとめました。

なぜこのような取組を行ったかという理由は、今後、住宅着工戸数の減少に伴いマーケットは
急速にシュリンクしていきます。そうなると、我々供給側というのはマーケットにとって本当に
必要な存在のみが残る時代、つまり企業の存在価値がますます問われる時代になります。

「お客様に感動を与え続けれる、プロフェッショナルの仕事とは何か?」

ここで言うお客様というのは、決して顧客だけではありません。各セクションごとに対象のお客様は
異なり、営業であれば勿論、一番のお客様は顧客になりますが、製品をつくる生産課のお客様
は現場の大工さんや後工程となる配送課になります。このようにそれぞれのステークホルダー
を対象に、プロフェッショナルの仕事というものを明確にしました。

各セクションごとに対象も変わり、仕事内容も変わりますが、基本となるマインドセットについては
同じワードが何度も発しられていました。

思いやり、感謝、誠実、信頼、挑戦、、、。

お客様であっても、社員であっても、仕入れ先であっても、先ずは人として信頼されることが
大前提であり、自分のことの前に相手のことを考えるという、利他の姿勢が大切であると
いうことに改めて、気づけたのではないかと思います。

ついつい自分の都合を優先させてしまう、自分の利益を先に考えてしまう、自分にとって楽な
道を選んでしまう、これは人間誰でも陥りやすいことで、この利己的な考えをどう抑えるか。
これが、各セクション共通の大切なマインドセットです。

高いお客様満足を提供し続けれる非凡な現場力、プロフェッショナル人材を如何に育てるかが
今後のウッドリンクの最重要テーマであると考えています。

今年度、社員一人ひとりが目指すべき姿に向かって、それぞれの課題を明確にし、個人計画書
に落とし込んで実行して参ります。

私自信も、経営のプロフェッショナルを目指して邁進したいと、強く決心いたしました。


入社式の風景