ウッドリンクの2016年のテーマは「新たな価値への挑戦」。
これがお客様、協力業者様、そして社員の皆様、地域の皆様に向けての宣言です。
住宅業界は2017年4月に予定されている消費増税以降、氷河期に突入すると言われています。
そのような厳しい環境の中で会社が成長するためには、今までにない「新しい価値」を提供し続ける
必要があり、今年はそのための挑戦の年、基盤づくりの年と位置付けています。
その具体的な取組課題について、新年最初の行事である「新年度方針発表会」の場で、全社員で共有化を図りました。
新年度入社予定の新卒社員4名の方にも参加をいただき、総勢190名の参加となり、
改めて社員とそのご家族に対する責任を実感した次第です。
当日の内容としては、
１．新年度経営方針発表
２．2016年企業理念の実践（講話）
３．かけがえのない人生を自分らしく生きる為に（講話）
４．新年互礼会
・資格取得者表彰
・チャレンジャー表彰
・改善提案表彰
・平成27年中途採用者紹介
・平成28年新卒採用者紹介
・余興
このような盛りだくさんの内容で、時間的には約4時間の長丁場となります。
今回の新年度方針発表会の中で、一番印象に残ったことを紹介します。
それはチャレンジャー表彰での一コマ。
チャレンジャー表彰とは、昨年中に新しい仕事や困難な仕事にチャレンジされ、且つ成果を残された方、
また経営課題に於いて素晴らしい成績を収められた方を表彰します。
今回の受賞者は9名。
その中でも設計課の矢代主任が過去に例を見ない偉業を成し遂げられました。
それは社外クレーム0、再加工0、他者チェック時の指摘0、工場からの問合せ0という、
１００％完璧な品質実績を達成されました。
プレカット事業がスタートして20年以上経ちますが、このような方は見たことがありません。
その矢代主任のひと言を紹介します。
「入社以来、ずっと品質には拘ってきました。これからも拘り続けて行きたいと思います。」
品質に対する強い拘り。 そしてそれが仕事の誇りとなる。
結果、お客様に最高品質の製品が提供でき、喜んでいただける。
それはまさにプロフェッショナルの仕事であり、ＥＳ＝ＣＳの実践。
私は仕事をする上でも、人生生きる上でも「拘る」というのは、物凄く大事なキーワードだと考えています。
それは単に自分の好きなことに拘るのではなく、誰かのために拘るということ、あくまでも利他的な考え方です。
その拘り続ける生き様がアイデンティティー、その人らしさとなり、そしてその「らしさ」がどんどん醸成され、
かけがえのない人生をつくるのだと思います。
今年も矢代主任のようなプロフェッショナル人材が一人でも多く育つことを願っています。
2016年 本年も社員一同、宜しくお願い申し上げます。
