『志』

皆さん、こんにちは。富山店営業課の星野です。

私の主な業務としては工務店様との打合せや販促活動、そしてウッドリンクラボの案内になります。特にウッドリンクラボの案内では、お施主様に家づくりの構造や性能についてしっかりとご理解いただき、「来てよかった!」と思っていただけるよう努めています。家づくりはお施主様にとって一生に一度の大きな買い物になります。後悔のない家づくりを実現するため、全力でサポートしています。

さて、新しい年が始まりましたが、皆さんは今年の目標は決められましたか?
私の今年の目標は「人生設計をすること」です。この目標にしたきっかけが2つあります。

1つ目は2024年ロサンゼルス・ドジャースで驚異的な活躍を見せた大谷翔平選手です。大谷選手が高校生時代に作成した「目標達成シート」は皆さんご存じかと思います。このシートは、大谷選手の夢である「ドラフトで8球団から1位指名される」という目標を実現するために目標を細分化し、達成に必要な行動や要素を具体的に明記しています。
また、大谷選手は高校三年生の時に書いた「人生設計ノート」の目標を一つ一つ達成しています。
目標を可視化することで、自分が進むべき方向性を見失わない大切さを大谷選手の活躍を見て改めて感じました。

もう1つのきっかけは読書です。
私は読書が趣味で様々なジャンルの本を月に2冊程読んでいます。私は本を買う際、表紙を見たときのインスピレーションで手に取ります。昨年読んだ本の中でも特に印象に残ったのが、偶然手に取った『覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰~』でした。
この本は吉田松陰の思想や教えをエッセイ形式で書かれた本です。私たちの生活や仕事、自己成長に生かせる内容となっています。
私も志を持ち、覚悟をもって人生に向き合いたいとこの本を読んで思うことができました。

最後に私が今回紹介した「覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰~」から1節をご紹介させていただきます。是非、皆さんも読んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


いくら知識を増やしてもしょうがない。
すばらしい本を読んでも、すばらしい話を聞いても、旅に出てすばらしい景色を見ても、それは知識が増えたというだけで人生の根本的な役には立っていない。
物事には本質と枝葉がある。
枝葉が知識なら、本質は「どう生きたいのか」という志である。
この志を言葉にし、いつも懐に携えていれば、どこへ行って、誰と会い、なにを見て、なにを聞いても、あらゆるものが道を明るく照らす光となる。

池田貴将(2013)『覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰~』サンクチュアリ出版