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2023年12月04日

社長インタビュー ~woodlink 9 question~

皆さんこんにちは!ウッドリンク採用担当の高木です。

本記事では、原野社長にウッドリンクの未来について9つの質問を投げかけています。

少しボリュームがありますが、これを読むと、「あなたがウッドリンクという船に乗り込むと、どんな未来が待っているのか?」について、あなたなりのイメージを持てるようになると思います。

■一体、自分はどんな会社で働きたいのか?

■自分の内に眠るふつふつとしたエネルギーを、開放できる環境がそこにあるのか?

■どんな人たち、どんな文化の中で働きたいのか?

そんなことを真剣に考えている方に、読んでいただきたい内容です。
さぁ、ウッドリンクに入社すると、どんな未来があなたを待ち受けているのか。
ぜひ、想像しながらご一読ください。

woodlink 9 question start‼



企業理念ES=CSの浸透と実現を意識している理由は?


原野社長:一社員として入社した当初(20年以上前)、私自身が「もっとこんな風に働きたい」という理想を持っていました。

仕事自体はとても楽しかった。でも、夜帰るのは遅いし、人間関係の難しさはあるし、厳しく叱咤するマネジメント風土はあるしで、企業理念は変わらずES=CS(従業員満足=顧客満足)として存在しているはずなのに、理念と現実のギャップがありすぎる状態。これはおかしいとずっと思っていました。

ー筆者:ウッドリンクにもそんな時代があったのですね。。そんな環境の中、原野社長はどんな風に働かれていたのですか?ー

企業理念の全文は⇧画像をクリックしご確認ください

自分なりにできることは全てやりましたね。

時代的にも遅くまで会社に残って仕事をするのが、良しとされていた雰囲気の中で、自分は早々に切り上げて、早く帰る。その代わり頭がスッキリしている朝にガッと仕事を進める。それが自分には合っていたからです。でも、勿論、周りからは「場を乱している」「なんであいつだけ」と言われたりしましたね。

いろんなことを学んで、結果も出してきて、一歩ずつ立場が上がって、最終的には今社長というポジションに就いていますが、当時感じていた会社の理想(企業理念)と現実との間に感じる風習や、暗黙のルールみたいな部分は、これまで全て変えてきました。まだ改革途中です。

ー筆者:確かに、社風としては身だしなみがしっかりしていれば、ある程度自由だと感じますし、早く帰ることに抵抗もないです。むしろ周りが「帰れそう?」と心配してくれるくらいなので(笑) 今は昔とは全く違った空気感ですね!ー

ー筆者:社員からすると、ウッドリンクって企業理念が全従業員の目指す姿として定着しているように感じます。ここまで理念の実現に本気になっていけるのってなんでなんですか?ー

有難いことに、新卒採用の最終面接でも、ウッドリンクの企業理念に共感して志望してくれたという方が多くいてくれるので、これから入社される方の想いを決して裏切らない為にも、理念通りの職場環境は勿論、私自身が最も理念を体現できる人間でありたいという想いがありますね。

社長がES(心身ともに満たされた状態で働く)を感じていなくて、社員がESを高く感じている組織なんてありえません。だからこそ、最も理想や理念に真摯に向き合い、成長していかないといけないのが社長という存在だと思っています。

良く言う、社長の器以上に会社が成長しないとはそういう意味だと思います。


ウッドリンクの文化とは?


まず、企業文化について思うのは、企業理念と文化を一致させたいということ。

これまでのウッドリンクの文化を象徴する言葉としては、「良い品質のものは綺麗な職場からしか生まれない」という会長が良く発信していた言葉があって、整理整頓は勿論だけど、デザインなども含めてそこに想いが込められ、職場として整然としているというのは文化としてあると思いますね。

ー筆者:確かに。ウッドリンクって工場もオフィスも綺麗に保たれている印象があります。他の会社では、人によってデスクの上が散らかっていたり、会議室のデスクが揃っていなかったりということもあるあるだと思います。ウッドリンクはデスクまわりなどは勿論、社内の制作物を見ても、綺麗に整えられているなと感じますー

これはちょっと論理的な話ではないけれど、普段の服装や空間において、どこかがだらしないと”気”が抜けるんだよね。

ー筆者:と、言うと??ー

つまり、普段の身だしなみや身の回りの散らかりから、仕事の精度やミスに繋がってしまう。スーツを着ろという訳ではなく、スーツを着用していても、どこかが乱れている人がいたら、その人がする仕事ってどうしてもどこか抜けてしまったりしてしまうものなんだよね。

ー筆者:なるほど、細かな所にも意識を向けられている人と、そうでない人、仕事の品質においても差がでてきますよね。そんな文化がこれまでとすると、これからはどんな空気感を作っていきたいですか?ー

これからは、ウッドリンクに来社された方が「なんかウッドリンクの社員さんって、皆なんだか楽しそうに働いていますね!」という会社の雰囲気にしたいですね。各自が一定の規律のもと、自由に働ける、だからこそ、それぞれがやりたいことに向かって楽しく働けている雰囲気、そんな状態を作りたいですね。

でも、これがまたとても難しいことなんです。自由にしすぎても、まとまらない。縛りすぎても軍隊のようになってしまう。これまで築いてきたウッドリンクの”真面目さ”をベースに、もっと個人の責任において自由に働く、そこには人の顔色を伺うような遠慮なんてない。そんな自律した集団にしていきます。


想いを持つことの重要性とは?


ー筆者:社長はこれまでの採用活動において一貫して”想い”を持っていて欲しいという軸があると思います。想いを大事にされるその訳を教えてくださいー

まず、想いをもっていない人だと、ただ言われたことをやるだけの仕事しかできないので、最大で100%の成果しか出ないんですよね。100%でいいじゃないかと思うかもしれない。でも、会社は成長していかないといけない、となると、ビジネスパーソンとしてなんでもいいので「自分はこうしたい!」若しくは、「こうしてみたい!」みたいな想いがないと、120%の仕事の成果は絶対出ないと思うんです。想いは人として幸せに生きるために、必ず必要な要素だと思っています。

ー筆者:想いをもっている人が幸せに生きれる人、その理由をもう少し聞かせてくださいー

想いというとその意味は広いですが、「私には、実現したい夢がある」「自分には譲れない拘りがある」など、兎に角、自分が能動的にやりたいということがある。そんな人が、満足度高く、幸福に働ける人なんです。この想いは誰かから与えてもらうものではない。「自分はこうしたい」と思って仕事に取り組むから楽しいのであって、それが企業理念にもあるESを高める方法だと思います。

人からただ言われた仕事は、「まぁここまででいいや」になりますが、どこかに自分の想いがあれば「ここまでやってみよう」「こうしたらどうか」などの思考になり、結果としてその仕事の成果も期待以上のものになると思います。

~リクルートサイト内、「社長メッセージ」より~

ー筆者:想いがあるかないかで、仕事の成果も変わってくるということですね。とはいえ、まだ社会にでる前の学生の皆さんにとっての想いって、どういうものなんでしょうか?ー

今の学生さんにも、例えば「この会社に入りたい!」でもいいので、誰かに言われたから、単に休みが多いからではなく、「この会社に入って、これがしたいから入りたい!」というのも一つの想いだと思います。

ここで難しいのが、想いを持った人が一人いても、その周りに熱い人がいないと、その想いを持った一人が冷めてしまう。だから、新卒、中途問わず、採用においても「想い」をもった人を採用していくことが、ウッドリンクにとって、とてもとても重要なことだと思います。


中小企業から中堅企業にという成長ステップの中で、

ここ5年間で最も変わった点はどこですか?


まずは会社の規模や福利厚生なども含めた全体の基盤が整ってきたなと感じています。

一番変わったのが、リファラル(社員が友人や家族を会社に紹介し入社すること)の数です。自分の大切な家族にウッドリンクを勧める。これって、社員がこの会社に満足していないとできないことですよね。人によっては、友達の前で自分の会社のことを話すのは、恥ずかしいと思う人も多いと思いますが、ウッドリンクの社員は、逆に紹介してくれている。こんなに素晴らしいことはありません。

~ブログにて紹介秘話を紹介しています~気になる方は⇧画像をclick!

さらに嬉しいのは社員の方のお子さんが入社してくることが増えたことですね。ESが高い状態ってこういうことだなと感じます。

ー筆者:愛するわが子に入社を進めるってすごいことですよね。自分に置き換えてみると、鳥肌が立つくらい素敵なことだと思いますー


北陸No1までの道のりは?


まず、私が営業をしていた頃は北陸でのシェアはNo,1ではなかったんですよね。取引先からの信用度合いも地域No,1であるかどうかで大きく変わる。なので、まずは北陸の地でトップを取りにいかないとなという考えになりました。

ー筆者:北陸No.1までの道のりで、一番のポイントだった点を教えてくださいー

No1になれた理由は、沢山ありますが、中でも一番は社内の受注受け入れ態勢の構築の面で、従業員の皆さんに理解していただき、ご協力いただいたことです。例えば、沢山受注しても、工場でさばけなければ意味がない。それも高い品質は保ったままで。受注が増えたからって明日から人員を増やせる訳ではない。そんなやるしかない状況の中で、全従業員に協力してもらえたことが最も大きいです。当時は相当な負荷がかかってしまった。それでもやり切れたのは、社員一人一人のNo.1を目指すぞといった想いがあったからだと思います。


北陸トップシェアの理由とは?


ウッドリンクは、北陸においてシェアもNo,1ですが、その背景にもう一つのNo,1があります。

それが「品質」です。当時から、品質に関してはどこよりも高いという実感がありましたし、大工さんから木材の加工の精度、クレーム対応、木材配送などの面で、モノが良いという声を多くいただいていました。木材加工については、1ミリ2ミリの世界なんですが、うちは、その僅かなズレも見落とさないようにチェックも重ねて行っている。設計においても、通常の木材加工会社は設計者が直接工場にデータとして流すのですが、ウッドリンクでは第3者がダブルチェックをしたりと、許容度(会社としてここまでの品質の製品を作ろうという基準)を非常に高く設定しています。他社よりもよい品質を生み出す為に時間とコストをかけている分、最終的な価格も他社より高いものになっています。

ー筆者:価格が他社よりも高いと、シェアを拡大していくにあたりハードルが高くなりませんか?ー

はい。ここで、出番なのが営業です。確かな良いモノを、如何に良いと伝えるのか。
ただ、営業職一人一人の腕に任せている訳ではありません。

営業が武器にできる”付加価値”が、うちの強みであり他社との差異です。ここで言う付加価値とは、工務店様に対する業界や補助金などの最新情報の提供や、ウッドリンクラボを使った営業支援などのことです。これらのサービスは、直接的にはお金を生んでいません。請求書に額として記載することはないんですね。

でも、それが、他の木材会社や構造体メーカーが提供していない付加価値となっています。最新の情報提供もするし、ラボで工務店さんが連れてこられたお客様に、ウッドリンクの営業が家のアレコレをレクチャーするし、ここまでするから、当社を選んでくれる会社さんが多いんです。

~ウッドリンクラボ~

単なるモノ売りでない、お客様の為にどんなサポートができるかを考え続ける。これがずっと一貫しているウッドリンクの付加価値戦略です。


北陸No.1の次に目指すところは?


まずはシェアを拡大する。今は北陸においてですが、今度は北信越においてシェアNo,1を目指します。

東北などの多雪エリアへの展開は現実的な未来の戦略だと思います。数を売るということが目的ではないので、単にマーケットが大きいから都心に進出するという考えではなく、北陸で培ってきたこのノウハウや商品力をどこで最大限発揮できるかと考えています。ブレずに持っていたいのは、”品質”において全国No,1を目指すということです。

ー筆者:最近では長野エリアへの出店が決まり、着実に北信越において存在感のある会社に向かっていっているのが中にいて感じます。量ではなく、質で勝負していく。その先にどんな世界が待っているのか、次の質問で教えてくださいー


ウッドリンクが描く長期的な未来とは?


ウッドリンクという会社を「木造ゼネコン」として捉えなおしたいと思います。
ゼネコンとは、建築物の地盤~構造躯体の全ての工程を(ハード)請け負う会社のことです。
それの、木造版が当社のありたい未来の姿の一つです。

ー筆者:木造ゼネコン。今は「木造住宅の構造体メーカー」と謳っていますが、今事業展開している新事業が育った先には、木造建築物のトータル請負(=ゼネコン)ができるようになるということですねー

そうですね。この筋で行けば、全国に木造ゼネコンとして展開。もしくは世界に展開できる。そう感じています。

木材の材料屋として海外にいくには、付加価値が付けにくいのが現状。

なので、ゼネコンとして地盤~構造躯体の全ての工程を当社独自のノウハウで展開した方が、模倣もされにくければ、価格勝負にもなりにくい。特にベトナムやタイなどの東南アジアはまだまだコンクリートの建物が多い。住み心地や、環境面への配慮を考えても、そういった発展途上国でこれから木材需要が上がっていくと予測しています。


事業多角化の原動力は?


ー筆者:木造ゼネコンとしての未来が見えてくるくらい、スピード感を持って、幅広く木造建築に関する事業を展開されてきていますねー

正直、スピードが早いと思ったことはありません。住宅、建材、建設などの業界内の動きというより、世の中全体の動きを常にキャッチできるように見ているので、その移り行くスピードに比べたらまだまだだと思います。必死に付いていっているというイメージですね(笑)

~ウッドリンクの事業一覧~

社員の皆さんや、その家族も背負っていると思っていますし、この危機感と責任感みたいな感情が原動力です。社員の皆さんにも、もっと稼いでもらいたいし、新しい仕事にもどんどんチャレンジして欲しい。ですが、現状維持にとどまっていると、必ず会社の成長は止まります。困難も失敗もあると思いますが、この会社で必死になって取り組めば、何事も成せる。少なくとも私はそう思いますし、そう信じています。

ー筆者:最後に学生の皆さんに、エールをお願いします!ー

(私も若い頃は、遊んで遊んで好きに生きてきたのであまり偉そうに言えたものではないですが、、笑)

なんでも自分がやりたいことに本気で取り組んでみてほしいですね。

「勉強しろ」と言われたからする。「推薦受けたしここの会社にする」とかではなく、自分の意思、自分の選択で人生を決める。失敗もするけど、その方がきっと、一度限りの人生を幸せに生きていけるのではと思います。少しでも、そう思える方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう!あなたの想いがウッドリンクに加わることを、心から楽しみにしています。



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