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営業職（構造アドバイザー）

寺本有希

環境学科卒
2017年入社

営業職（構造アドバイザー）

寺本有希

環境学科卒／2017年入社

Q. 大学時代は環境学を専攻されていましたが、どのようなことを研究されていましたか？

むかしから環境について勉強したいと思っていて、エネルギー問題や森林問題、ごみ問題など、環境について幅広く学べる県外の大学に進学しました。ゼミでは木を燃やしてエネルギーにする「森林バイオマス」について研究していました。ガソリンなどの化石エネルギーを使うというのは、わざわざ地球の底に眠っていた二酸化炭素を掘り起こして、地上に出しているようなものです。木を燃やしても二酸化炭素は出ますが、木は地上の二酸化炭素を吸って成長しているので、二酸化炭素が増えているわけではありません。そのような環境問題を解決するための研究を行っていました。

Q. ウッドリンクへの入社動機を教えてください。

地元の富山に帰りたいという思いがあり、「富山に住みながら環境に貢献できる仕事」というのが就職活動の指針でした。富山県は持ち家率が高いです。しかし、日本の家の性能はほかの先進国と比べて高いとは言えず、多くのエネルギーがむだになっています。それを改善できれば環境に貢献できると思い、住宅業界に目を向けていました。そのときに合同説明会で当社を知り、プレウォール工法の省エネ性能に魅力を感じました。BtoCのホームビルダーだと、ひとりの営業が担当できる家の数は限られます。しかし、BtoBの当社であれば、プレウォール工法をいろんなホームビルダーにすすめることで、ホームビルダーがお施主様にすすめてくれます。環境にいい家がよりたくさん建てられると思い、当社を志望しました。

Q. 主な仕事内容や、仕事のポリシーを教えてください。

メインはホームビルダーさんとのプレカットの打ち合わせです。木材の種類や加工方法、構造設計などについて話し合います。今はまだ、先輩に同行しながら勉強している段階です。先輩に教えてもらって素敵だなと思ったのが、「エンドユーザーであるお施主様を思う」というポリシーです。当社では、ただ商品を売るのではなく、お施主様が住まわれて数十年経ったときにどれがほんとうに適しているか、という基準で商品を提案します。ホームビルダーさんからは値段が高いと言われることがあるのですが、「お施主様のことを考えた材料なのでこの値段です」と理由をしっかりと説明すると、「そういうことなら」とほとんどの場合でご納得いただけます。

Q. 営業職の仕事のひとつに、お施主様に向けたショールーム「ウッドリンク・ラボ」のご案内があります。その際に心掛けていることはありますか？

これまでは先輩とロールプレイングをしたり、案内する先輩のとなりで勉強したりしていましたが、最近、はじめてひとりでご案内をしました！先輩からは、「ただ台本をしゃべるだけならカセットテープでもいい。実際にお客様（お施主様）と話しながら、どういうことに興味があって、どの部分を詳しく話すべきかを感じ取らなきゃいけないよ」とアドバイスをいただいていました。本番では、お客様の様子や、掲示物のどこをじっくり読んでいるかなどに気を配りながらご案内しました。お客様からは「今日来てよかったわ」と言っていただき、とてもうれしかったです。

Q. 入社前と入社後で、会社のイメージにギャップはありましたか？

入社前は構造の打ち合わせがどのようなものかわからなかったので、正直、先方から言われた通りに木材を切ってるだけなのかな、というイメージでした。実際には思っていた以上に地道で、みなさんエンドユーザーであるお施主様のことを真剣に考えて提案しています。お施主様からの「ありがとう」という声が、BtoBの当社にまで聞こえてくることはありません。それでも縁の下の力持ちとして、ひとつひとつとても丁寧に仕事をしているのが、いい意味でのギャップでした。

Q. 今後の目標について教えてください！

直近の目標は、はやく独り立ちすること。その先は、先輩方のようにお客様に頼られる営業マンになることです。理想は直属の先輩です。豊富な知識を持っていて、この人に聞けばなんでもわかるという信頼関係ができています。担当するホームビルダーさんの役に立つであろう資料を整理して持っていき、お施主様に販売しやすいようなサポートもされています。先輩の姿を見ていると、こういう人になりたいと憧れますし、僕も期待に応えられるようがんばらなきゃと思います！